みなさまこんにちは。ジュニパーの林です。
前回に引き続き先日行われたMobility Field Day9で発表された内容についてダイジェストで説明したいと思います。
今回はジュニパー社のChief AI OfficeことBob Fridayおじさんの発表の内容です。
はじめに
BobはMist創業メンバーの1人ですが、創業の際の思いについて少し触れています。前職在任中に、以下のような要望をお客様からもらったことがMistを作るきっかけとなったと語っています。
- 安定してクラッシュしないワイヤレスコントローラ
- より早くイノベーションを起こし、デジタルトランスフォーメーションを推進するために次々と機能が追加されるコントローラ
- 単純にAPやスイッチ、クライアントが緑色(オンライン)であるだけでは不十分で、ユーザ体感を見ることが重要である
これらの要件を満たすために検討した結果、現在のMistの根幹部分である、フルクラウド型のAIをフル活用した運用が可能な現在のアーキテクチャが作られました。そしてこの骨格は現在もなお受け継がれていますが、今回発表する内容でMistのAIドリブンアーキテクチャはさらなる進化を実現します。
発表内容サマリー
今回発表された内容は以下のとおりです。非常に盛りだくさんです。
- Zoomデータ等ラベル付きデータの継続学習
- 大規模言語モデルChatGPTとMarvis対話型インタフェースの統合
- Marvis Action新機能
- Marvis Mac SDK
- Marvis on Teams
- Marvis顧客事例アップデート
BobはAIを語るときに、「良いワインを作るには良いぶどうが必要だ」という喩えをよく使います。これは、AIを利用する際に、データの収集がいかに重要であるかを示しています。良いデータを大量に収集することが、AIの活用の成否に大きく影響するということです。
今回発表されたZoomデータの統合は、その意味でも非常に重要です。パラダイムシフト的な意味を持つ大幅なアップデートになると言えます。
また、AIの世界はまさに日進月歩の進化を遂げています。使用用途に応じて様々なAIモデルを適用しています。Bobいわく、Marvisのボンネットの中にはこれだけの多様なアルゴリズムが搭載されているということです。例えばChatGPTなどの大規模言語モデル等の基礎となる技術であるTransformerや、異常検知の精度をより高めるためにLSTM等を導入し、ネットワークの運用のオートメーション化をますます加速できるよう日々進化しています。
長くなりそうなので一旦今日はここまでにしたいと思います。
続きをお楽しみにドウゾー